プロフィール
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学生時代はどんなことを学んでいましたか？
経済学、中小企業論、簿記論など。企業が利益を出すために何が必要かを考えるのが面白くなり、さらに習い事を通じてプログラミングを学んだことで卒業後の進路が明確になりました。
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ABSに入社を決めた一番の理由は何ですか？
フリーランス時代にSAPを扱ったシステム開発を初めて経験。もっと専門的にSAPを学びたいと思うようになり、名古屋でSAP案件を数多く手掛ける企業はABSであると聞いて、入社に至ります。
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仕事でよく用いるプログラミング言語や技術環境を教えてください。
SAPの開発言語は、主にABAPと呼ばれる言語になります。会計・事務処理システムによく用いられるCOBOLに似たプログラミング言語です。
入社の経緯
大学卒業後に就職したシステム会社では、在庫管理システムから保険証発行システムまでありとあらゆる開発案件を担当してきました。退職後もプログラマー経験を活かしてフリーランスを続ける中、SAPを扱ったシステム開発に初めて挑戦することになりました。馴染みがない方には想像しにくい話ですが、SAPはひとつのシステムの中に財務会計や販売管理、購買管理等のモジュール（機能群）が細かく備わっており、多様な業界・企業の業務を標準化・最適化し、カスタマイズできるシステム仕様に当時とても感銘を受けたんです。もっと専門的なSAPスキルを身に付けたいという思いが強くなる一方、ひとりで能力を磨く限界も実感し、再就職を決意。SAPシステムの開発実績が多く、幅広くスキルを磨ける環境がある企業を探すと、周囲からABSの名前が上がり、入社に至りました。
私の仕事内容
SAPコンサルタントとして、現在は大手企業3社のSAPシステムの保守とアップグレードプロジェクトを担当しています。例えば保守案件は、直近ではインボイス制度に対応した開発や各種設定への落とし込みを行っており、SAPアップグレードの案件ではお客様との調整や影響する機能の特定から要件定義、改修テスト、リリースまで約1年間のプロジェクトを進めました。入社前のキャリアイメージの通り、商社・建設業・製造業・食品業界など様々な業界・業種のお客様からの依頼を通じて、SAPだけでなく業務理解も深まり、大規模なプロジェクトを任せていただく機会にも恵まれました。事業や業務領域によりお客様が求める内容は異なり、基幹業務を扱うSAPを通じ企業活動をより深く知ることができたのはABSに入社したからこそ。国内だけでなく海外拠点へのシステム導入の依頼もあり、お客様固有の要件に加え、海外特有の税要件や連携方法などを掛け合わせた対応も増えました。こうした多種多様な実務を積み重ねたことで、SAPの知識や対応範囲が想像以上に広がり、SAPの奥深さを一層感じています。
ABSで大きく成長したスキル
現在、マネージャーとして人材育成にも注力しています。こうしたマネジメントスキルを高めることも、入社前に望んだキャリア成長像のひとつでした。全体会議ではチームメンバーの業務進捗やタスクを管理し、個々にフォローアップする際にはオンライン対話や直接対話の場を積極的に設け、認識の齟齬がないように心がけています。さらに、メンバーのスキル成長や個性に合った仕事の分担もマネージャーの重要な役割です。要件定義・設計・開発・保守フェーズまでを自社内にて一気通貫で行うABSだからこそ、若手メンバーの成長課題やステップアップに直結するフェーズにうまくアサインしながら、みんなの成長を後押しできることが、今では私自身のスキルアップ以上の喜びになっています。
入社後に感じた“ABSの良さ”
働く人たちの「人柄の良さ」です。誰に聞いても口を揃えて言うので間違いありません。新入社員にはトレーナーと呼ばれる先輩社員がマンツーマンで付き、職場や業務に慣れるまで丁寧にフォローする体制を整えています。入社から10年以上、フラットな組織体系で、互いに教え合い、サポートし合う風土は変わりません。同業他社に比べて女性社員が多いこともありますが、出産や子育てする社員に加え、育児休暇を取得する男性社員も増えているため、チーム内で調整や相談しながら対応するのが常になっています。また研修は年次やキャリアに合わせた内容が用意され、マネジメント業務が中心となった今でも自己研鑚に役立っています。
