プロフィール
-
学生時代はどんなことを学んでいましたか?
高校時代は商業科で情報処理などを、大学時代は企業会計をテーマに簿記や原価計算、管理会計といった会社内のお金の動きを専門的に学んでいました。
-
ABSに入社を決めた一番の理由は何ですか?
ABSでの選考中、入社1〜2年目の先輩社員より担当プロジェクトや苦労話を聞く機会があり、自分も若手の内から成長経験を積んでみたいと感じたことが一番の理由になっています。
-
仕事でよく用いるプログラミング言語や技術環境を教えてください。
AzureやAWSといったクラウドサービス(IaaS/PaaS)を利用するプロジェクトが多いです。プログラミング言語は処理の自動化でPowerShellなどを使用しています。
入社の経緯
大学は企業会計が専門でしたが、もともと商業科高校で情報処理も学んでいたため、金融業界やIT業界に絞って就職活動をしていました。特にさまざまな会社と関わっていくような仕事に興味がありました。なかでもABSに惹かれた理由は、自分がここで働いている姿が一番イメージできたから。当時、ABSの選考途中では入社1〜2年目の先輩社員のお話しを聞ける機会があり、担当しているお客様のプロジェクト内容や苦労話も話してくださって、聞くほどにABSに良い印象を抱きました。自分も若手の内からそうした成長経験を積んでみたいと感じたことが一番の決め手になっています。

私の仕事内容
お客様やABSのシステム開発メンバーの要望を満たすインフラ基盤を選定・構築する業務を担当しています。例えば最近では「ChatGPTのような生成AIを用いた業務アプリを作成したい」といった相談などがありますが、インフラ側の仕事としてはAIを入れればすぐに完了、という話ではありません。お客様の要件に合ったクラウドサービスの選定に始まり、具体的にAIの学習用データをどこに格納するべきか、データを暗号化する仕組みはどうするのか。セキュリティ面では、外部アクセスを遮断して内部でしかアクセスできない通信の仕組み、お客様の社内でもマネージャー以上の方しか操作できないようにする権限分離の仕組みなど、お客様のやりたいことがより安全で快適に実現できるインフラ基盤を考えていくのが私の役割です。クラウドサービスも次々と新しい機能やテクノロジーが生まれるため、日々情報をキャッチアップして適応する努力が求められる仕事だと思います。

やりがいを感じる瞬間
昨日できなかったことが、今日できるようになったと肌に感じる瞬間が一番やりがいを感じます。技術が進歩して新しいテクノロジーを駆使したから実現できたという面もありますし、普段身近な所でも、ABSメンバーからインフラ課題を相談されて「それは、どうやったら実現できるだろう?」と解決の糸口を探る時に、欲が満たされるような達成感を覚えます。頭のなかで考えながらお客様のインフラ状況を整理して、問題が解決できそうな構成図をさっと書いてみる。こんな仕組みにすれば制御できそうじゃないですかと同僚に解説して、「なるほどそうか、それをお客様にも提案してみるよ」と喜ばれた時に、あぁ楽しいなと感じます。

入社後に感じた“ABSの良さ”
若手の内から仕事を任せてもらえる環境を希望して就職活動をしていたので、実際その通りだったことにABSの良さを感じます。私の場合は入社2年目で、ある大手企業のインフラ監視ソリューションのプロジェクトに参画させていただきました。当初は上司のサポートのもと、指示されたことを一所懸命に取り組む毎日でしたが、次第にお客様に説明するための資料作りや、お客様と直接会話するポジションを任されるようになりました。その頃の下積み経験のおかげで、今も自信を持って多くのお客様と関わり合いながら、自分ならではの価値を発揮できていると感じます。最近はチームリーダーとしてプロジェクト管理や技術リードを行うことも多く、お客様に言われたことをやるだけでなく、お客様が気づけていないインフラ課題を提案し解決する『プロとしての立ち振る舞い』を若手メンバーに伝えていくことを大事にしています。
