プロフィール
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学生時代はどんなことを学んでいましたか?
C言語やオブジェクト指向などプログラミング基礎や、組込システムのソフトウエアアーキテクチャなどを学んでいました。
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ABSに入社を決めた一番の理由は何ですか?
風通しの良い社風であると感じたからです。選考中に先輩社員と話す機会があり、先輩社員の雰囲気や経験談から上下関係がフラットな会社であると感じてABSに入社を決めました。
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仕事でよく用いるプログラミング言語や技術環境を教えてください。
お客様の利用する業務基盤システムのインフラ保守運用を担当しているため、Zabbix等のシステム監視ツールをはじめ、SAP、Windows Server、AWS、Linuxなどによく触れています。
入社の経緯
何か具体的なキャリアをイメージしていたわけではありませんが、単純作業ばかりの仕事や飲み会等の付き合いが多い会社はイヤだなと思っていました。就活中は各社の先輩社員の話をよく聞くようにしましたが、やはり体育会系の社風や興味を惹かれない業務のIT企業はいくつかありました。その点、ABSで出会った先輩社員とは、仕事とプライベートの両立の価値観が非常に近いと感じました。お客様と対話しながら一つのシステムを作り上げていく仕事、それを先輩たちと二人三脚で行っているという話にフラットな社風を感じ、入社を決めました。実際、想像した通りの環境で現在も仕事・プライベートともに満足しています。

私の仕事内容
意外と知られていませんが、実はシステムって“健康診断”のような定期メンテナンスが不可欠です。ユーザー数が増えるほどデータ量は増大し、容量が逼迫すれば処理パフォーマンスも落ちていく。システムダウンとなれば、メーカー様であれば調達や出荷もできない状況に陥るため、決して甘く考えてはいけない問題です。将来的な課題が見つかるようであれば、お客様の運用方法にイレギュラーがあるのか、設計時点の問題想定が足りなかったのかなどを調査し、適切なリカバリ方法を提案・実施していくのが私の仕事です。ただ、どれほどケアをしていても想定外のトラブルは起きてしまうもので、いち早く不具合を治してあげたり、次に同じ問題が起きないための処方せんを考えている所が、システム専門のドクターのようだと感じたりします。

刺激を受けたプロジェクト
入社2年目を迎えた頃、親会社であるアビームコンサルティングに半年間出張したことが大きな成長経験となりました。当時、ABSにはお客様の基盤システムを保守運用するサービスが確立されておらず、親会社から案件を引き継ぐ形で、複数案件のインフラ保守やアップグレードプロジェクトに参加しました。特に大変だったのは、ABS内に同様の事例や知見がなかったこと。先輩たちでも具体的なアドバイスができない類の仕事だったため、休日はひたすらSAP Basisの専門書を読み漁り、独学・自力でやり遂げることができました。この時の成果により信頼を得られたのも嬉しかったですが、インフラ保守についてチーム内で率先して知見を共有できるようになったり、研修の場で“教わる立場”から“教える立場”に変わった時に、自身の成長を感じました。

入社後に感じた“ABSの良さ”
一番は社員の働きやすさを考えてくれていることです。コロナが流行った時には迅速に在宅勤務環境を整備してくれましたし、コロナが落ち着いた現在でも、社員一人ひとりの柔軟な働き方を考慮した『在宅勤務制度』が施行されています。私の場合、子どもが1歳ということもあり、週4日は在宅で仕事し、週1日のペースで出社しています。おかげさまで、これまで通勤に取られていた往復時間は子どものお世話に使えますし、業務後はすぐにお風呂に入れてあげられます。メンバーとは出社日を合わせているので、お昼休憩に一緒にランチに出かけたりするなど、在宅勤務が中心でもチームワークは良好です。
